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取材9日目 3月12日(日) ついに・・・・
調理用ストーブが昨日までとはまったく別物のようになっていて、使えなくなっていた。
精密なポンプの構造が異常気温のためにサイズが変ってしまったのか?
暖めても、冷やしても変化なし。修理不能、万事休すである。

さて、困った。

食料は温めなくては食べられないものがほとんどで、バランス栄養食が若干残っているに過ぎなかった。

残り一週間、どうするか・・・
今回の主食である「さとうのごはん」を車のヒーターの吹き出し口にガムテープで貼り付け、ヒーターを最強にし、一時間くらい暖めてみた。
仏壇に半日あげたような触感、まあ一日一回なら食べられるかな?
暖めなくても、そのまま食べれるおかずはないようだ。
ただ「桃屋の梅好み」があったので飽きるまで食べ続けようと考えた。

給油所のColdfootは一応レストランでもあるが、利用したことがないし、お金に余裕がなかった。
これからいくらかかるかわからないガソリン代は、確実にキャッシュで残しておかなくてはならなかった。

強烈な寒さに加え、この先一週間の食糧事情でかなり参っていたところ、私が陣取っていた石油パイプラインのメンテナス用の小道に、これを保守管理する男女2人のスタッフが車でやってきた。
私は自分が何をしに来たのかを説明したのだが、彼らにも理解してもらえたようだった。以前、私がブルックスで撮影した写真をプレゼントしたが、まじめに驚いてくれたようだったので気を良くし、握手をして別れた。

少し気持ちが和んだところで、カリブーを狙いに山脈から離れ、広大なツンドラの大地にでた。
この最果ての地にふさわしい光景の中に自分がいると思うと何とも言えない気持ちにさせられる。

Mar.12-1.jpg

                          ブルックス山脈が遥か向こうに見える

風を遮るものは皆無である。
北米大陸の北の果ては春の兆しはまったく感じられない。
本当に春なんかこの地に来るのだろうか。

とにかく強烈に寒くて、撮影はほとんど拷問に近いものであった。

Mar.12-Caribou.jpg

                   カリブーたちはひたすら食料を求め、至る所を掘り返している

山の中の撮影はひと休みして、広大な光景の中でオーロラをとらえてみよう。
うまく絵に出来るだろうか。

Mar.12-3.jpg


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