スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
取材5日目 3月8日(水) 極寒の世界に、意外にも多くの生命が
そろそろ疲れてきたのか、お昼までしっかり寝るようになる。
というか、実際には起きることが出来なくなってきた。

今日も空気中にダイヤモンドがキラキラしているが、雲があるわけではなく、よく晴れている。
空気中にある水分はすべて凍結しているのだろう。

起きてまもなく、日中の撮影のために、車でブルックスの北斜面を広範囲に流す。

ふと、真っ白い雪の世界の中に、
その景色と同じ色ではあるが、ふわふわしたものがたくさん,しかもいっせいに動き出した!

20060321173020.jpg

一瞬驚いたが、よく見るとそれは雷鳥の群れだった。
その光景は、まるであの「まっ黒くろ助」の白色版である。

20060321174447.jpg
         足までびっしり羽毛に包まれている。完全防寒鳥!

カリブーたちはブルックスの北斜面ではいたるところで見られる。
雪を掘ってコケ類などを食べている。
私も雪を掘って見てみたが、こんなに寒いのもかかわらず、雪の下では植物は凍っておらず、柔らかいままである。

20060321174721.jpg


気温はマイナス35度程度であったが、風があるので猛烈に寒い。

正直言って、この取材は寒さとの戦いのような気がする。
風がなければまだ頑張れるが、風が強いと体感温度は著しく下がり、もはや戦意を喪失してしまう。
涙があふれ、それがまつ毛につき、それが瞬時に凍って見えなくなるのである。
さらにフードをかぶって口元を覆ってしまうと、吐いた息でメガネを曇らせ、それが瞬時に凍結するためにたちが悪い。結局は顔を全部露出していないと仕事にならないのである。
さらに手袋は撮影のために薄手のもので、ほとんど役に立たないものであった。

いっこうに風が治まらないので、夜のオーロラの撮影は風のないところを探した。
が結局、大山脈の谷間はどこもたいして変らない。
覚悟を決めて峠付近でオーロラを待った。

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
厳寒の中の生物,真っ白,しろ佑・・・・の雷鳥.本当に遠くから見ると
雪だるまのようですね。
帯広にいたとき,-30度の世界は体験したことがありますが、-35℃はまだです。
顔がピリピリ,肌に突き刺さります.神聖な感じがしますね。
2006/03/23(木) 02:08:41 | URL | Mai #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。