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ゴールドラッシュ名残の地で  9月5日(火)Carcross   3日目
前日から一晩中、Carcrossの湖のほとりで撮影していた。
夜空から朝焼けに移り行く過程をしみじみ味わった。

今日は天気がいいので、とりあえず眠らずに活動するとしよう。


Carcrossという小さな町には、2002年3月、私が初めてオーロラを求めて極北の地に訪れた際に、たまたま撮影地を探して迷い込んだ町であった。

その時は深夜でとにかく寒かった。町も湖もすべてが凍りついていた感じだった。昔々にタイムスリップしたような光景を見て印象に残った。

今回は寒くは無いが、相変わらず人気を感じられず、ゴーストタウンに近い雰囲気である。

Carcross-1.jpg
  奥の建物は、およそ100年前から存在するらしい古いgeneral store。昨年は入れたが、今年はCloseになっていた。


Carcross-2.jpg
     ギフトショップも入ることが出来ず。


さて、せっかくホワイトホースから南方に来ているので、この際太平洋の方まで行ってみようか。

20060919113921.jpg


河口付近では、クマが遡上したサーモンを狙っているはずだ。
なんとかそれを撮影できるのではないかと、楽観的希望的観測である。というわけでアメリカ領土のSkagwayに向かうことにした。

このあたりにある町と言うのは、およそ100年前のゴールドラッシュで白人が一獲千金を狙って一気に押し寄せて、あっという間につくられた町ばかりである。
こんなに厳しい自然環境の地に、わざわざ白人が入り込んで営んでいるのには、特別な理由があると言うわけだ。

20060919095940.jpg

過去の遺物。金を採掘してここから積み出していたのだろうか。
私には貴重な歴史的遺産のようにも感じられるが、自然に風化されるのを待っているかのようだった。

20060918160625.jpg

極北の秋は黄葉になる。岩盤が多い山々は森林は必ずしも豊かではない。


20060919100149.jpg

長い年月を経て氷河が山を削り作り上げた湖は長い形になっている。
このTagish Lakeも複雑な形ではあるが地図で見ると裕に100km以上の長さがあるようである。

20060918160818.jpg

太平洋から谷間を縫って雨雲が上がってくるのだろう。シャワーの向こうに輝かしい太陽があった。


Skagway.jpg

南下するほどに景色が一変、奇妙な景色になってきた。


しばらく太平洋に向かって南下し、カナダを出てアメリカに入った。ところが濃い霧で視界ゼロ。
これ以上進むのは無理と判断、Uターンをし、アメリカに入国する前に引き返してカナダへ入国。


気を取り直して、今夜の撮影場所を探すことにしよう。


Sep.5-day.jpg

小高い場所から湖を見下ろせる場所に陣取ることにした。


       Sep.5-moon.jpg

            月明りが湖面に反射してとても幻想的だった。


夜半まで沈黙していたオーロラは、北東の地平線に見え始め、明け方近くなってじわじわとこちらに近づいてきた。

7-stars.jpg


北東の空からオーロラがやって来る。北斗七星はやがてオーロラの輝きに吸い込まれた。


Sep.5-Orion.jpg


ついには双子座~オリオンまでも飲み込もうとしている。
星空とオーロラの饗宴である。これだけ星が見えていても実は月明りに照らされていた。


太陽で何かが起きたのか。

夜が明けようとしてもオーロラはますます輝きを増していった。

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コメント
この記事へのコメント
月明かりに写った湖面の幻想的な写真・・・・ため息が出ますね。
次の写真の
北斗七星がこんなにも近くに大きくきれいに輝いているのが見えるなんて
本当にうれしいです。私が最初に星座の名前を覚えたのが北斗七星なので
特別な感じがします。
2006/10/01(日) 21:07:19 | URL | Mai #-[ 編集]
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